コラム
Googleビジネスプロフィール(MEO対策)における最新情報の投稿とは?
Googleビジネスプロフィール「最新情報」の投稿とは
店舗集客に必須のツールとして注目を集めているGoogleビジネスプロフィール。
今やクチコミやナビ案内の機能のみでなく様々な機能が搭載されています。
中でも、最新情報の投稿はMEO対策上でも非常に重要な役割を持っています。
本記事では、Googleビジネスプロフィールにおける「最新情報の投稿」の活用方法と、MEO対策におけるポイントについて解説します。
・Googleビジネスプロフィールの「最新情報」の投稿とは
・最新情報の種類
・最新情報
・特典
・イベント
・Googleマップ対策(MEO対策)における投稿の役割
・GoogleのAIに対して高い評価を獲得する
・検索したユーザーに対して興味関心を持たせ、来店に繋げる
・Googleマップ対策として効果的に投稿をする為のポイント
・ポイント① キーワードを意識する
・ポイント② 週1回以上の投稿頻度を保つ
・ポイント③ 写真・画像を効果的に活用する
・ポイント④ 文字数は多すぎず、読みやすさを意識する
・投稿の際に注意したいポイント
・注意したいポイント① ビジネスと関係ない内容の投稿
・注意したいポイント② 同じ文章、同じ写真を使用しない
・注意したいポイント③ 投稿文章に電話番号を含めない
・まとめ
Googleビジネスプロフィール「最新情報」の投稿とは
最新情報の投稿とは、Googleビジネスプロフィール内でSNSのように情報の発信が行える機能です。
PCでは、下記のように表示されます。
主には、自店の商品や魅力発信を行うための機能で、ページを閲覧してくれるユーザーにとって有益な情報を発信していくための場所です。
最新情報の種類
最新情報には投稿の際に種類を選びことが可能です。
投稿する内容の目的に合った項目を選択するようにしましょう。
最新情報
最もオーソドックスな投稿がこの「最新情報」です。
お店の新着情報や、営業カレンダー、商品紹介やスタッフ紹介など様々な活用が可能です。
ユーザーに対して知ってもらいたい情報はもちろん、ユーザーが求めている情報が発信されていると、安心材料として不安解消にもつながります。
如何に来店へのハードルを下げることができるかも非常に重要なポイントです。
■商品・メニュー紹介(おすすめ・人気)
■お店のこだわり
■決済方法(カード・QR決済)
■営業時間・休業日のお知らせ
■アクセス情報(立地や駐車場案内)
■よくある質問のまとめ
特典
Googleビジネスプロフィール内でクーポンの発信をすることが可能です。
セール情報や、お得な特典などをページ内で表現できます。
クーポンはユーザーの来店動機を作るためには非常に効果的なので、有効活用し集客に繋げましょう。
写真やテキストはもちろん、クーポンの期限設定や(開始日・終了日)、クーポンの詳細内容・リンクの埋め込みなど詳細な設定が可能です。
イベント
店舗で開催するイベントや催事の告知に使用できるのが、イベントです。
こちらはイベントの開催日と終了日はもちろん、開始時刻と終了時刻の設定も可能です。
その他の特徴としては、イベントタイトルとして入力したテキストが大きく見出しのように表現されます。
意図的に視認性を上げる目的で、このイベントを活用して情報の投稿を行うこともあります。
Googleマップ対策(MEO対策)における投稿の役割
最新情報の投稿はGoogleマップ対策(MEO対策)において非常に重要な役割を担っています。
Googleマップ対策では主に2つ視点が重要になるといわれています。
①GoogleのAIに対して高い評価を獲得する
②検索したユーザーに対して興味関心を持たせ来店に繋げる
最新情報の投稿は上記の2つどちらの視点においても活用できるポイントです。
GoogleのAIに対して高い評価を獲得する
Googleマップ対策には検索キーワードに対しての表示順位の概念が存在します。
例えば「静岡市 ランチ」とGoogleのブラウザで検索した時に下記のような状態で表示がされます。
Googleのマップ(ピン情報)が最上部に表示され、その下に3店舗分のGoogleビジネスプロフィールのページが表示されます。上から順に1位・2位・3位と数えていきます。4位以降は「さらに表示」を押すと見れるようになります。
この表示順位はGoogleのAIが決定しています。当然1位に表示されればユーザーに認知してもらえる機会が増えるので、Googleマップ対策(MEO対策)では、検索キーワードに対して順位を上げていくことが重要です。
最新情報の投稿では、検索キーワードとページの関連性を高める効果が期待できます。
投稿の文章の中に、意図的にキーワードを含みながら作成することで、GoogleのAIがこのお店は、何を提供しているお店なのかを認知してくれ、結果的に検索に対して優位性を持つことができます。
検索したユーザーに対して興味関心を持たせ、来店に繋げる
Googleビジネスプロフィールは、検索という認知活動から、実際に来店という行動までを連動させるツールとして非常に効果的です。
なぜなら、ページ内で、「電話」「経路案内」「予約リンク」などの行動につながるボタンが設置されているからです。
なので、如何に来店動機をGoogleビジネスプロフィールのページの中で表現できるかがポイントになります。
■お得なクーポンを発信する
■魅力的なイベントの開催をする
■競合との差別化ポイント(客観的な情報)を記載する
Googleマップ対策として効果的に投稿をする為のポイント
最新情報の投稿は、ただ無暗に行えばいいというものではありません。
きちんとポイントを押さえて投稿をすることによって、はじめて対策上の効果を発揮します。
折角の努力が、間違った方向にいってしまうと非常にもったいないので、正しく理解したうえで進めていきましょう。
ポイント① キーワードを意識する
自店が何屋でどんなサービスを提供しているのかを前提とし、どんなキーワードで表示されている状態が良い状態なのかを事前に考えておきましょう。
「静岡市 ランチ」「静岡市 ディナー」「静岡市 イタリアン」「静岡市 パスタ」
上記のキーワードでユーザーが検索した際に、上位表示されるようにしたい!
GoogleのAIに関連性を認知させるキーワード
エリアキーワード:「静岡市」
大ジャンル「ランチ」「キーワード」
小ジャンル「イタリアン」「パスタ」
このように、目的・意図を明確にしたうえで、キーワードを分解して考えていきましょう。
当然ながら、競合が多い「ランチ」というキーワードよりも「パスタ」のほうが上位表示を獲得しやすいです。
まずは小ジャンルできちんと上位表示をとれるように進めていくのがベターです。
ポイント② 週1回以上の投稿頻度を保つ
Googleはページの更新頻度も判断の軸として見ています。
どれだけユーザーに有益な情報を発信するかという中で、新しい情報を定期的に発信しているページが評価が高くなるのは当然のことです。
本来は、3日に1回以上の頻度で投稿できることが良いとされていますが、まずは、定期的に投稿するという行為に慣れるという意味で、週1回以上の投稿頻度を目指して進めていくと良いでしょう。
投稿は継続することが一番難しいといわれているので、まずは継続するという意識をもちながら行いましょう。
また、頻度を増やすと投稿のネタがなくなるという問題もありますが、先々の投稿まで計画性をもって投稿していくことでこの問題は解決できます。
投稿を始める段階で、数カ月先までの投稿ネタをあらかじめ決めておけば、都度テーマを考える必要がなくなるので、計画性をもって取り組むと無理なく継続しやすいです。
ポイント③ 写真・画像を効果的に活用する
「最新情報」「特典」「イベント」いずれの投稿も写真を登録することが可能です。
検索したユーザーは細かい文字情報よりも、まずは写真に目を引かれるため、投稿の際は必ず写真を使うようにしましょう。
特に、飲食店などは写真のビジュアルでどれだけ美味しそうに見えるかどうかが、ユーザーの興味関心に直結し、来店動機にもつながるので、人が見たときに魅力的に感じる写真を積極的に活用しましょう。
また、写真に文字入れ加工をしてより分かりやすくするのも非常に効果的です。
ポイント④ 文字数は多すぎず、読みやすさを意識する
「対策」という言葉を聞くと、投稿も文字うを沢山使い、詳細なことまで記載しなければいけないというイメージを持ちがちです。
特に「SEO対策」のブログやコラムは文字数が多いほどコンテンツの専門性で評価をされますが、Googleマップ対策では、逆でなるべくライトな文字数で投稿することが推奨されています。
具体的には、150文字~300文字程度のユーザーが読みやすいコンテンツであると良いでしょう。
1回の投稿で、1000文字を書くのであれば、それを複数回に分割して更新頻度を増やした方が対策上は効果が見込めます。
また、GoogleのAIがキーワードをきちんと認識しやすくするために、文字数は多すぎない方が良いともされています。
投稿の際に注意したいポイント
Googleマップ対策として効果的に投稿を活用していくことがとても大切ですが、同様にいくつか注意しなければいけないポイントも存在しているので紹介します。
大前提として、Googleビジネスプロフィールは、Googleが提供しているサービスなので、ガイドラインが細かく設定されています。
投稿をする前に必ず確認するようにしましょう
■Google に掲載するローカル ビジネス情報のガイドライン
https://support.google.com/business/answer/3038177?hl=ja
■ビジネス プロフィールに関連するすべてのポリシーとガイドライン
https://support.google.com/business/answer/7667250?hl=ja
注意したいポイント① ビジネスと関係ない内容の投稿
「投稿頻度を増やしたい!」「投稿するネタがない!」という場合に起きがちなのが、このポイントです。
例えば、スタッフの昨日食べた夕飯の話や、飼っているペットの写真や話など、日記のような使い方をしてしまっているケースが良くあります。
これは、Googleのガイドラインでは「関連性のないコンテンツ」として扱われますので注意が必要です。
ユーザー視点でも、全く求めていない情報を発信している店舗はむしろマイナスの評価になりがちですので、きちんと投稿する内容は、自店のビジネスに関連しているものを投稿するようにしましょう。
注意したいポイント② 同じ文章、同じ写真を使用しない
・使用できる写真がないから、投稿の際はいつも同じ写真を使用している
・特定の商品を訴求したいから全く同じ写真、文章を連続で使用している
こういったケースもよく目にするパターンですが、こちらはGoogelのガイドライン上では、「コンテンツの複製」にあたるので気を付けましょう。
例えば、外観の写真を使用する際、「店舗北側から撮影した写真」と「店舗東側から撮影した写真」どちらも見た目は違いますが、GoogleのAIの判定上、同一の写真であるという認識をされてしまうケースがあります。ガイドライン違反のリスクを避けるためにも写真、文章ともに毎回違うものを準備しましょう。
注意したいポイント③ 投稿文章に電話番号を含めない
投稿を見たユーザーがそのまま電話できるように、投稿の文章内に電話番号を記載しているケースがありますが、こちらもガイドラインの違反となります。
もし投稿内で電話への動線を作りたい場合は、ボタンとして「今すぐ電話」というボタンの設定が可能なので、こちらを設定するようにしましょう。
まとめ
本記事では、Googleビジネスプロフィールの投稿についての目的やポイントについて解説しました。
Googleマップ対策上で、「最新情報の投稿」は非常に重要な役割を果たします。
短期施策としてでなく、計画性をもって中長期的に取り組んでいただくことで、集客ができるコンテンツに育てることができるので、根気強く取り組みましょう。
執筆者紹介
Webマーケティング事業部 MEOセールス担当
大平 絢斗(おおひら あやと)
静岡県で30年以上の歴史を持つフリーペーパー「mydo」の編集長を経験後、Webマーケティング事業部へ参画。
Googleマップ対策の専門家として、知識ノウハウを活用しながら、セールス活動に従事。
セールスの傍ら、セミナー・オンラインセミナーを通じ、集客に役立つ方法の情報発信も行う。
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